被相続人が健康なうちに遺言書を書かせたいという方へ
当事務所には、「親が健康なうちに遺言書を書いてもらいたい」という趣旨の相談をいただくことも数多くあります。
「自分は『内縁の妻』の関係性なので、万が一のことがあると、私には財産を相続する権利がないので、今から対策をしたい」「親に隠し子がおり、今は関係性が希薄なのに、その方にも相続財産が渡ってしまうので、親に遺言を書かせてそれを防ぎたい」などケースは様々ですが、相続人側が自分にもしっかりと相続されるようにという希望を持って相談にいらっしゃいます。
しかし、残念ながら実際には、親や配偶者に遺言を書いてほしいという方に限って、ご本人(被相続人)にとっては「自分のことは自分で決めたい」「まだ健康なので、遺言を作るなんて早すぎる」と、ご本人は書かない、あるいは書きたくないという方も多いようです。
当事務所では、そのような方を「説得する」ことはできませんが、被相続人様に対して現状ヒアリングを元に、相続人の状況や相続後の遺言を書くメリットについてご説明をすることで、円満な相続を行うコンサルティングサポートを行っておりますので、お気軽にご相談下さい。